認証医療機関 審査結果
医療機関概要
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 |
認証日 |
バージョン |
AI0050 |
2018年12月05日 |
ver.2.0 |
■外国人患者受入れに関する取組み |
【外国人患者対応部署】国際医療委員会 【主な対応可能言語】英語、中国語(北京語、広州語、上海語) 【支払い方法】クレジットカード・デビットカード:対応可能
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■総括 |
『命だけは平等だ』の基本理念の下、地域の中核病院として高度な医療を提供しています。成田空港からアクセス急行で約20分、羽田空港へも約60分という病院の立地に加え、最近、政府の方針である民泊拡大により、近隣にもアジア系外国人が増加しており、さらには2020年東京オリンピック開催を機に外国人旅行者の増加に伴う、外国人受診者の来院需要を見越し、受入れに対応する院内体制を整えてきました。
各部門責任者を委員とする国際医療委員会を院内に設置し、外国人患者の受入れに伴う問題点の検討や受入れ体制の構築を行っています。当該委員会は毎週定期的に開催し、既に50回以上の開催実績があります。院内表示の多言語化やピクトサインの導入、各窓口における指差し会話帳や外国語会話可能な職員の配置等を実現しています。また、24時間会話可能な対面型通訳タブレットの導入、電子カルテ内に収載する外国語会話集等により、複合的な対応手段を構築しています。
一方、外国人患者の受診件数が少ないため、運用の確認・更新や問題点のpick upが実施しづらい面もあります。このため、クリニカルパスの導入拡大、外国語翻訳が必要な各種書式の取り扱い方法の確立、職員への周知、フィードバックが不十分となっています。しかしながらグループ病院の強みを生かし、既にJMIP認証を受けたグループ内の他病院の運用を自院に導入する等により、順調に各種準備を進めています。
今後はインバウンド受診に対する準備や、リスク軽減を主目的に旅行代理店との契約も視野に入れつつ、更なる各種運用を整備していくものと思われます。病院長の下、更なる向上を目指して、国際医療委員会を中心に今後も対応方法や制度の充実を図っていく事を期待します。
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