認証医療機関 審査結果
医療機関概要
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 |
認証日 |
バージョン |
AI0063 |
2019年07月03日 |
Ver.2.0 |
■外国人患者受入れに関する取組み |
【外国人患者対応部署】総務課 【主な対応可能言語】英語 【支払い方法】クレジットカード・デビットカード:対応可能
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■総括 |
さいたま赤十字病院は、埼玉県南地域における中核病院であり、第3次救急医療を担う高度救命救急センターとして、ICU・CCU等の施設を併設し、高度診療機能を有するほか、災害拠点病院、健診センター等の施設も整備し、地域に密着した医療を提供しています。埼玉県の在留外国人数は年々増加しており、平成25年から5年間で44%増加しています。また埼玉県観光入込客数も年々増加傾向にあり、在留外国人では埼玉大学留学生及び外国人研究員家族の出産に関する受診が多いです。さらに付近にはさいたまスーパーアリーナがあり、東京オリンピックのバスケット会場になっており、短期間に滞在する外国人の急な疾病や事故での受診が予想され、外国人患者に対応できる体制の整備は急務です。外国人患者対応を標準化するため、総合案内からスムーズに対応できるよう指差しツールや翻訳アプリ、24時間オンラインタブレット通訳、派遣通訳等のツールを備え、タブレット4台はどこの部署でも使用できる体制になっています。救急外来においては、夜間、素早く対応できるように専用タブレットを常備配置し、安心した救急受診ができる体制を整えています。院内での英語対応はスムーズで、問診票等の文書説明は英語で全て整えられています。JMIP受審に向け、『外国人が安心して受診できる病院を目指して病院全体で取り組む』という院長方針のもと、①外国人が安心して療養できる環境を整える、②職員がストレスなく対応できる体制を構築する、③行政を含めた関係機関との緊密な連携を図る、等の課題に取り組んでいます。現状は、外国人対応の組織体制について、病院機能改善委員会の下部組織として外国人患者受入れ対応ワーキング、その実践チームとして国際担当チームを配置していますが、今後増加が予想される外国人患者対応に向け、外国人担当部署の設置、専従担当者の配置等の検討が望まれます。また、増加する中国人を含めた、英語以外の対応の整備も期待致します。
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