認証医療機関 審査結果
医療機関概要
| 医療機関名 | 福岡赤十字病院 |
| 郵便番号 | 815-8555 |
| 所在地 | 福岡県 福岡市南区大楠３丁目１番１号 |
| 電話番号（代表） | 092-521-1211 |
| 電話番号（外国人案内用） | 092-521-1211 |
| ホームページ(日本語) | https://www.fukuoka-med.jrc.or.jp/ |
| ホームページ(多言語) | https://www.fukuoka-med.jrc.or.jp/language |
| 認証履歴 | AI0061／2019年04月03日／Ver.2.0 AI0061-2／2022年03月08日／Ver.2.1 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
| 認証番号 | 認証日 | バージョン |
| AI0061-2 | 2022年03月08日 | Ver.2.0 |
| ■外国人患者受入れに関する取組み | ||
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【外国人患者対応部署】総務課国際医療係 【支払い方法】クレジットカード：対応可能 |
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| ■総括 | ||
| 貴院は赤十字病院の理念に基づき、「世界を視野に入れた医療の提供」を行うべく、外国人患者の受け入れにも積極的な取り組みを行っています。海外からの玄関口である福岡において、訪日及び在留外国人患者に向けた対応体制を構築し、厚生労働省の「入院を要する外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関」にも選出されています。来院患者はアジア系外国人が多く、その大部分が在留者であり、現在は貴院の外国人患者への適切な対応がベトナム人及びネパール人のコミュニティー等に広まることで来院患者が増え、特に産婦人科では全分娩数の1割を外国人患者が占めています。また、その家族等の他科への受診にもつながっており、在留外国人が安心して受診できる医療機関として、名実ともに、地域における外国人患者受入れの拠点的な役割を担っています。院内表示や多言語資料は英語を基本として整備されており、また産婦人科で多くを占める東南アジア出身者への対応として、ベトナム語やネパール語のクリニカル・パスや入院説明資料等の整備も進められています。また、外国語対応可能な職員が国際医療係と共に外国人患者受入れの中核的な役割を担っており、ある程度まで院内の通訳者による言語対応が可能です。さらに外国人患者向けの各種ツールが活用される等、地域在住の外国人が安心して医療サービスを受けられる環境が整備されています。外国人患者からの意見収集については、より多くの幅広い意見を収集するべく、回答率向上のための工夫がなされていますが、現場で対応するスタッフの意見も反映しながらニーズや課題を的確に把握することにより、外国人患者受入れ体制のさらなる向上が期待されるところです。また、行政機関や近隣医療機関及び関係団体と連携し、研修や情報交換などが積極的に行われ、地域全体での外国人患者対応力の向上にも努められています。国際医療係がハブとなって外国人患者対応業務を行う中央管理型のシステムは、多言語で行う医療サービスを効率的に遂行できる一方、国際医療係と他部署の間において、互いの業務内容が見えにくくなる側面もあり、マニュアルには記載されていない現場での実際の運用状況や、個々の能力でクリアされている問題点に気付きにくいこともあるため、適時、外国人患者受入対応体制を検証することも重要と考えます。またマニュアルに基づいたシステムによる運用とは別に、外国人患者の不安に寄り添うという視点での取り組みも今後期待されるところです。組織としてのバックアップ体制の強化を基に、貴院のめざす医療の形が国際医療の分野においてさらに根付き、充実していくことを祈念いたします。 | ||
