認証医療機関 審査結果
医療機関概要
医療機関名 | 社会医療法人雪の聖母会 聖マリア病院 |
郵便番号 | 830-8543 |
所在地 | 福岡県 久留米市津福本町422 |
電話番号(代表) | 0942-35-3322 |
電話番号(外国人案内用) | 0942-35-3322 |
ホームページ(日本語) | https://www.st-mary-med.or.jp/top.php |
ホームページ(英語) | https://www.st-mary-med.or.jp/patient/patient_EN.html |
ホームページ(韓国語) | https://www.st-mary-med.or.jp/patient/patient_KO.html |
ホームページ(中国語) | https://www.st-mary-med.or.jp/patient/patient_ZH.html |
ホームページ(タガログ語) | https://www.st-mary-med.or.jp/patient/patient_TL.html |
認証履歴 | AI0079/2020年09月10日/Ver.2.1 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 | 認証日 | バージョン |
AI0079 | 2020年09月10日 | Ver.2.1 |
■外国人患者受入れに関する取組み | ||
【ベトナム語サイト】https://www.st-mary-med.or.jp/patient/patient_VI.html 【ネパール語サイト】https://www.st-mary-med.or.jp/patient/patient_NE.html 【外国人患者対応部署】国際事業部 【主な対応可能言語】英語 【食事対応】選択食:対応可能 【支払い方法】クレジットカード・デビットカード:対応可能 |
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■総括 | ||
貴院は、1953年の創立以来、カトリックの愛の精神を理念に、地域に選ばれる病院を目指し、地域住民とともに歩んでこられました。国際交流においても、30年以上にわたる国際協力活動の歴史と実績を備えています。このたびのJMIP受審に際して、病院長からは、これまでの取り組みをグローバルな視点で外国人患者の受入れにも展開したいとの思いが示されました。体制整備の取り組みとして、外国人患者受入推進委員会を設置、国際協力活動を担う国際事業部に委員会事務局を配置し、見学会、勉強会などの開催やマニュアルなどの作成、課題に向けて検討を繰り返し、運用が開始されたところです。現在までの受診患者の多くが在留外国人であり、病診連携システムによる紹介患者数が、2019年度実績で523名中114名と、約2割強を占めている点が特徴です。多言語への対応では、直近のデータからは全外国人患者の26%の患者に対して通訳ニーズがあり、院内通訳のほかに電話通訳、ビデオ通訳や派遣通訳などのシステムが活用されていますが、さらに多言語対応に関する職員教育を拡充したいとの方針が示されました。今後の課題として、外国人患者に対して日本の保険医療制度の理解や良好なインフォームド・コンセントを促すためにも求められる医療通訳者の資格認定や対応基準の策定、医療事故・訴訟などを予防するためのリスク管理や安全管理体制、外国人患者のニーズを積極的に受け止め改善する仕組みづくりなどが望まれます。そのためにも国際事業部の役割・権限の強化や主体的な関わりなどを検討されることを望みます。さらに貴院では医療の質管理本部をはじめ、さまざまな委員会が構成され、活動をしています。国際事業部および外国人患者受入推進委員会との情報共有や審議の場が深まり、外国人患者固有のサービス提供が充実されることを期待します。また、構築されたマニュアル・手順などの本格的運用は開始したばかりであり、翻訳された各種様式の保管ルールや検証・見直しについても継続性が望まれます。在留外国人が増加傾向にある久留米市において、貴院が目指す理念の実現のために、異文化、 生活様式や習慣の違い、倫理的な側面など、今後予測される様々なリスクにも対応できるよう、安全・安心の医療提供体制の拡充に期待するとともに、貴院の今後のますますの発展を祈念いたします。 |