認証医療機関 審査結果
医療機関概要
医療機関名 | 地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立広尾病院 |
郵便番号 | 150-0013 |
所在地 | 東京都 渋谷区恵比寿2-34-10 |
電話番号(代表) | 03-3444-1181 |
電話番号(外国人案内用) | 03-3444-1181 |
ホームページ(日本語) | http://www.byouin.metro.tokyo.jp/hiroo/ |
ホームページ(英語) | https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/hiroo/english/index.html |
ホームページ(中国語) | https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/hiroo/chinese/index.html |
認証履歴 | AI0021/2017年03月15日/Ver.2.0 AI0021-2/2020年02月28日/Ver.2.0 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 | 認証日 | バージョン |
AI0021-2 | 2020年02月28日 | ver. 2.0 |
■外国人患者受入れに関する取組み | ||
【外国人患者対応部署】患者支援センター 【主な対応可能言語】英語・中国語(北京語) 【食事対応】個別対応 【支払い方法】クレジットカード:対応可能 | ||
■総括 | ||
貴院は立地条件上、多くの国籍の患者が来院しており、「外国人患者を含む一人でも多くの患者さんに、安全安心の医療を提供する」ために、現在、英語と中国語を中心に外国人患者受け入れ体制の整備に努めています。外国人患者の大半は外交関係やビジネスでの都内在住者とその家族であり、日本語対応が可能な患者の他は、英語及び中国語での対応でほぼカバーできる状況です。しかし少数ながらも、その他多くの国籍の患者にも対応されています。現在は患者支援センター内の外国人患者受け入れのためのコーディネーターの下、英語・中国語通訳を配置して、事務部門や看護部門等の協力により、組織横断的な対応体制が整備されています。また、JMIP受審対策委員会を国際化対応委員会に改組して、外国人患者受け入れに関する検討を行い、課題解決に向けた取り組みを実践されています。外国人患者対応マニュアルが整備され、各種ツールの使用や、院内通訳者の活用等の基本的な対応方法が定められており、それに基づき各部署では、さらに会話集等の工夫された対応ツールが作成され、活用されています。また電子カルテシステムにおいて、外国人患者の集計や対応における質向上に向けた職員間の情報共有も積極的に行われていますが、職員の語学力については、より積極的に活用できる体制の検討が期待されます。また、通訳・翻訳体制では、シーンの重要度という観点を持ち、それに基づく活用基準の整備が望まれます。院内では外国語の研修や外国の文化についての学習会が積極的に行われ、看護部門では挨拶や簡単な英会話の勉強会にも取り組まれています。今回の更新審査では、多くの取り組みにより外国人患者が安心して受診できる体制の向上が確認されましたが、反面、新たな課題も散見されています。現在の外国人患者受け入れ体制をバージョンアップして、より安全で質の高い診療を提供するための継続的な取り組みが期待されます。 |