認証医療機関 審査結果
医療機関概要
医療機関名 | 国立大学法人神戸大学 神戸大学医学部附属病院 |
郵便番号 | 650-0017 |
所在地 | 兵庫県 神戸市中央区楠町7-5-2 |
電話番号(代表) | 078-382-5020 |
電話番号(外国人案内用) | 078-382-6855 |
ホームページ(日本語) | https://www.hosp.kobe-u.ac.jp/ |
ホームページ(英語) | https://www.hosp.kobe-u.ac.jp/e/index.html |
認証履歴 | AI0058/2019年04月03日/Ver.2.0 AI0058-2/2022年08月31日/Ver.2.1 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 | 認証日 | バージョン |
AI0058-2 | 2022年08月31日 | Ver.2.1 |
■外国人患者受入れに関する取組み | ||
【外国人患者対応部署】インタナショナル・メディカル・コミュニケーションセンター 【主な対応可能言語】英語 【食事対応】選択食:対応可能 / 特別食:対応可能 【支払い方法】クレジットカード・2次元コード決済:対応可能 |
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■総括 | ||
「医療を通じての国際貢献」を病院の基本理念の1つとして掲げ、医療産業都市である神戸市における「外国人患者受入れ拠点病院」としての役割を果たしておられる国際病院です。インターナショナル・メディカル・コミュニケーションセンター(IMCC)が中心となり、院内全体で統一した外国人患者受入れ体制が整備され、受入れから退院後の支援まで患者の視点に立った医療が実践されています。病院長のリーダーシップのもと職員が一丸となり、また、センター長を中心にしたIMCCのスタッフ陣や運営委員会、国際化対応ワーキンググループなどにより、きめ細かい組織対応が可能となっています。中国の各医療機関や大学を中心に、海外との医療交流にも積極的に取り組まれています。 ホームページや院内表示、コミュニケーションツールは英語を基本に整備され、医師を中心に英語堪能なスタッフも多数在籍しています。多様な言語ニーズへの対応として、外来の受診案内パンフレットやフロアマップ、受診の流れ・入院・検査等に関する説明動画等を多言語で整備・活用されていることは、患者や現場で対応するスタッフの目線に立った素晴らしい取り組みです。 通訳に関しては、派遣通訳、遠隔通訳のほか、翻訳アプリ等の多言語に対応できるツールが整備され、場面や内容に応じた通訳手段の選定基準に基づき、活用されています。一方、翻訳に関しては、各部署ごとの対応に任せているケースもあり、院内全体の翻訳実施状況の把握及び質の確保が適正に行えるよう、対応フロー・マニュアルの見直しや一元管理が可能な体制の整備が求められます。 今後は、医療インバウンドに加え、在留・訪日外国人も含めた多様な背景を持つ外国人患者のニーズや諸課題に対応できるよう、患者・スタッフ双方からの幅広い意見の収集や外部セミナーへの積極的な参加による情報収集等の継続した取り組みを行い、外国人診療の質向上につなげることで、日本の国際医療をリードする医療機関として更なる飛躍を遂げられることを期待します。 |