認証医療機関 審査結果
医療機関概要
| 医療機関名 | 医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院 |
| 郵便番号 | 247-8533 |
| 所在地 | 神奈川県鎌倉市岡本1370-1 |
| 電話番号(代表) | 0467-46-1717 |
| 電話番号(外国人案内用) | 0467-46-9931 |
| ホームページ(日本語) | https://www.skgh.jp/ |
| 認証履歴 | AI0001/2013年03月21日/Ver.1.0 AI0001-2/2016年03月15日/Ver.1.1 AI0001-3/2019年03月01日/Ver.2.0 AI0001-4/2022年11月01日/Ver.2.1 AI0001-5/2025年09月26日/Ver.3.0 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
| 認証番号 | 認証日 | バージョン |
| AI0001-5 | 2025年09月26日 | Ver.3.0 |
| ■外国人患者受入れに関する取組み | ||
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【外国人対応部署】国際医療支援室 【主な対応言語】英語・中国語(北京語)・ベトナム語・フランス語 【食事対応】選択食・特別食:対応可能 【支払方法】クレジットカード対応可能 |
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| ■総括 | ||
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「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」であり続けることを目指し、すべての患者に対し、日本人と同様に質の高い医療サービスの提供に努めています。特に米軍関係者や在留外国人を中心に、訪日外国人の救急受診や健康診断、治療を目的とした医療渡航者の受れにも対応し、幅広い層の外国人患者に真摯に向き合っています。新型コロナウイルス感染症の影響が一段落した一昨年以降、外国人患者の受診数は著しく増加し、2024年度には2,866件に達しました。これに対応するため、国際医療支援室の専従スタッフを増員し、課題の改善に積極的に取り組んでいます。また、外部通訳・翻訳ツールの拡充を図り、院内の全ての部門と連携を強化している点が高く評価されます。 一方で、国際医療支援室が介入していないケースでは、情報収集や意見収集に課題が見られます。外国人患者の動向やニーズを的確に把握し、状況に応じた体制を整備するためには、外国人患者全体の状況を把握・共有できる仕組みの構築が求められます。中でも、日本語を話せる外国人患者と同行通訳を伴って来院する患者では、日本語で受けた説明の理解度に差があることなどを十分に理解したうえで、受入れ体制の検討を進める必要があります。外国語を話す患者への対応はしっかりとできているので、速やかに取り組んでいただけることを期待しております。 また、患者データの入力についても不十分な面があり、担当者の交代を想定したマニュアルやフローチャートの作成、手順の整備と周知が今後の重要な課題です。データの集計と併せて、定期的に現場の対応に即したマニュアルのアップデートを行うことが求められます。 さらに、患者や職員からの幅広い意見を積極的に収集し、定期的に結果を共有・分析して改善策を検討するなど、継続的な改善活動が不可欠です。英語や中国語の書類や掲示物の充実は進んでいるものの、それ以外の言語に対する準備や、多様なシーンを想定した議論が不足しがちであるため、災害対策や医療安全の観点も踏まえ、議論を深めていく必要があります。 貴院の救急医療や先端医療への取り組み、医療従事者の教育研修は非常に素晴らしいものであり、引き続き国際医療支援室を中心に院内スタッフが一体となって日本をリードする外国人医療に取り組まれることを期待しています。今後のさらなるご活躍を期待しています。 |
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