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認証医療機関 審査結果


医療機関概要

医療機関名 社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会横浜市東部病院
郵便番号 230-8765
所在地 神奈川県横浜市鶴見区下末吉3-6-1
電話番号(代表) 045-576-3000
電話番号(外国人案内用) 045-576-3000
ホームページ(日本語) https://www.tobu.saiseikai.or.jp/
ホームページ(英語) https://www.tobu.saiseikai.or.jp/en/
ホームページ(中国語) https://www.tobu.saiseikai.or.jp/zh-CHS/
認証履歴 AI0045/2018年07月11日/Ver.2.0
AI0045-2/2021年09月21日/Ver.2.1
AI0045-3/2024年10月01日/Ver.3.0
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。

審査結果


認証番号 認証日 バージョン
AI0045-3 2024年10月01日 Ver.3.0
■外国人患者受入れに関する取組み
【外国人患者対応部署】国際連携室
【主な対応可能言語】英語、中国語(北京語)、韓国語
【食事対応】選択食:対応可能 / 特別食:対応可能
【支払い方法】クレジットカード・デビットカード:対応可能
■総括
 貴院は2007年開設以来、救命救急センター・横浜市重症外傷センターなど高度な医療提供体制を備える横浜市の中核病院として発展し、地域住民に高い信頼を得ています。外国人患者の受入れ体制においては2018年にJMIPの認証機関となり、受入れ方針として「日本人同様 安全・安心な医療を提供する」など3項目を掲げ、異文化の理解を進めながらスムーズな対応を心掛けています。貴院の特徴は、医療ツーリズムや観光客への対応が主体ではなく、横浜市・鶴見区在住の在日外国人の受入れを積極的に行うなど、地元の外国人が受診しやすい医療機関を目指すことにあります。新型コロナウィルス感染症の影響による一時的な減少はあったものの、医療圏の外国人患者の伸びは大幅に増えており、診療レベルの高さが証明されています。
 特筆すべき事項として、多言語アプリを搭載したスマートフォンを職員に配付し言語バリア解消に努めていること、医療用麻薬を服用する患者が安全に出国・再入国ができるための体制整備を強化したこと、国際交流ではロシア、ベトナム、ウガンダ、モンゴル、イタリアなど10数回に及ぶ視察・見学を実施しているなど数々の取り組みは高く評価されます。
 一方で、国際連携室職員は全員が兼務であり、マニュアルの充実や説明・同意書などのバージョンアップなど、初期の体制からさらに発展させる上で様々な課題が見受けられます。たとえば、ホームぺージの充実、希少言語への対応、外国人対応スタッフの育成、医療安全、継続的改善事項などの継続した取り組みが求められます。改めて外国人患者受入れの方針を全職員に伝え、患者のニーズの理解・共有のための対話の機会を期待します。アンケートの意見からも医療安全に関する潜在的な課題が多く見受けられます。日本人と同様に対応することに加え、言語、文化、宗教、生命・倫理観などが異なることを想定したうえで、各部門が連携し合議体で解決することが望まれます。  ますます多様化する外国人患者の受入れに備えて、国際連携センターの拡充を図りつつ、在日、訪日にかかわらず、外国人患者がいつどんなときも安心して治療を受けられるよう、貴院のさらなる発展を祈念しております。
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