認証医療機関 審査結果
医療機関概要
医療機関名 | 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 |
郵便番号 | 390-8510 |
所在地 | 長野県 松本市本庄2-5-1 |
電話番号(代表) | 0263-33-8600 |
電話番号(外国人案内用) | 0263-33-8600 |
ホームページ(日本語) | https://aizawahospital.jp/ |
ホームページ(英語) | http://www.ai-hosp.or.jp/_en/ |
ホームページ(中国語) | http://www.ai-hosp.or.jp/_cn/ |
認証履歴 | AI0040/2018年03月13日/Ver.2.0 AI0040-2/2021年09月21日/Ver.2.1 AI0040-3/2024年08月05日/Ver.3.0 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 | 認証日 | バージョン |
AI0040-3 | 2024年08月05日 | Ver.3.0 |
■外国人患者受入れに関する取組み | ||
【外国人患者対応部署】国際課 【主な対応可能言語】中国語(北京語)・英語 【食事対応】選択食:対応可能 【支払い方法】クレジットカード、小切手、2次元コード決済:対応可能 |
||
■総括 | ||
信州松本は学都とも言われる町です。明治初期に国宝松本城を破却から守ったように、自立した市民の一人一人の集合体で町が形成されており、先進的で国際的に活躍している人材が豊富なことがその査証です。彼の地にある相澤病院の「外国人患者に対しては、人種、国籍、言語、宗教、文化、習慣の違いに係わらず、必要な医療サービスを提供する」という外国人患者の受入れ方針もそんな背景があるからだと考えます。そして松本の地は交通の要衝でもあります。昔から多くの旅人を受け入れて来ました。現在も3次医療圏には白馬などのスキーリゾート、上高地など避暑地、また近隣の名湯などがあります。これはスイス連邦のインターラーケンやダボス、またチェコ共和国のカルロビ・バリなような国際的保養地と肩を並べる素晴らしい観光資源であり、多くの外国人観光客を引き寄せています。 相澤病院は2010年に国際課を設置し、一貫して先駆的な国際観光地の医療機関のあるべき姿を推し進めています。個々の職員の問題意識と対応力は他院と比べて圧倒的に高いと考えます。一方で、その能力が個人内で止まっている場面に何回も遭遇しました。加えて対応基準も部署ごとで異なっていました。相澤病院のさらなる発展のために、患者や職員の意見を適切に繰り返し収集し、国際課を中心とした多職種との議論によって育まれた基準設定や運用マニュアルのアップデートを進めて欲しいと思います。 他方、外国人診療の課題として利益確保に制限がある社会医療法人です。今後の国際課の充実・発展には収益の確保も重要です。特に病院の特色である外国人患者全体のおよそ7%となる海外観光客からの急病患者の多くの受け入れは、その緊急性、疾患多様性、収益性により、最も困難で高度な対応力が試されます。上層部のリーダーシップのもと、今後も国際観光都市松本とその周辺を支える病院として、全国の医療機関の模範となり続けることを期待します。 |