認証医療機関 審査結果
医療機関概要
医療機関名 | 日本赤十字社 長岡赤十字病院 |
郵便番号 | 940-2085 |
所在地 | 新潟県 長岡市千秋2丁目297-1 |
電話番号(代表) | 0258-28-3600 |
電話番号(外国人案内用) | 0258-28-3600 |
ホームページ(日本語) | http://www.nagaoka.jrc.or.jp/contents/ |
ホームページ(英語) | http://www.nagaoka.jrc.or.jp/contents/english/ |
ホームページ(中国語) | http://www.nagaoka.jrc.or.jp/contents/chinese/ |
認証履歴 | AI0060/2019年04月03日/Ver.2.0 AI0060-2/2022年11月01日/Ver.2.1 |
※実際に受診を希望される場合、医療機関に事前にお問合せください。
審査結果
認証番号 | 認証日 | バージョン |
AI0060-2 | 2022年11月01日 | Ver.2.1 |
■外国人患者受入れに関する取組み | ||
【外国人患者対応部署】社会課 【主な対応可能言語】英語 【食事対応】選択食:対応可能 / 特別食:対応可能 【支払い方法】クレジットカード:対応可能 |
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■総括 | ||
貴院は、主に長岡市内や中越医療圏に居住する外国人患者が安心して安全な医療サービスを受けられるよう、院長・副院長のリーダーシップの下、組織全体で受入れ体制の質を向上させるべく、ボトムアップ型での体制整備に努めています。特に急性期医療やがん診療においては、地域での中核的な役割を果たしており、外国人患者においても適切な医療サービスを受けられるよう取り組まれています。現状では地域に居住する外国人労働者や留学生等の一般的な受診が主となっており、英語及び中国語による診療体制の整備に努めています。また、外国人の受診が職員にとって負担となることなく安心して対応できる体制をめざし、組織的な取り組みが実践されています。 適宜改訂されている「外国人患者対応マニュアル」をベースにして、外国人患者への対応が行われ、機械翻訳や電話通訳の活用の他、各診療科や各部署ではそれぞれの特殊性専門性を加味した会話集等のツールが作成され、利用されています。また院内通訳支援体制として、「多言語対応ユニット:通称MERU」が機動的に活動し、診療現場での通訳支援を行っており、さらには院内の表示や案内また各種文書の多言語化も、英語を始めとして順次整備が進められています。 組織体制としては、以前の外国人患者支援におけるチーム活動としての取り組みから、事務局としての体制が明確化され、MERU班・文書班・掲示班・医事班で構成されるグローバル委員会として再出発し、外国人患者受け入れ体制の向上に努めています。またグローバル委員会の下にコア会議がおかれ、課題への迅速な対応を行うほか、外国人患者対応サポートチームによる、マニュアルに基づく対応以上の、不安の無い療養を実現するための外国人患者に寄り添った対応が実践されています。ボトムアップ型のアプローチによる現場スタッフの主体的な対応が行われているため、外国人患者対応に温かいものが感じられます。 貴院の外国人患者の受け入れ体制の構築は一歩づつ着実にすすんでおり、病院全体の取組みとして定着し、組織的体制も整備されてきていますが、今後も来院する外国人患者の動向を統計等により注視し、必要な対策を随時、検討・実践することが望まれます。また新たに策定された外国人患者対応マニュアルを基に、実践的な活用に向けた工夫や組織的な検討を踏まえて、案内表示や文書類および通訳等における精度向上に取り組まれ、さらに質の高い外国人患者受け入れ体制を目指すことが期待されます。 |